金昌宏の散歩ブログ

ファッションデザイナー金昌宏が趣味で続ける散歩にまつわる話題をつづっています

マイナーだけど五反田にしかない穴場珍スポットを教えます!

・洗練されたビルの外観が素晴らしい「東京デザインセンター

五反田の東エリアに住む建築マニアの人たちに、ぜひ訪れてほしい場所が五反田の駅近くにあります。
それはマリオ・ベリーニが設計した建物の外観が素晴らしい、東京デザインセンターです。
ここは家具のショールームやインテリア関連のショップが入ったビルですが、建物自体がとてもかっこよくてセンスがあり、中に入らなくても通り過ぎるだけで価値があるスポットです
洗練されたデザイン、味わい深い外壁、経験とセンスの全て詰め込んだような構造・・上手く言葉にできませんが、とにかく素晴らしいとしかいいようがない東京デザインセンターのビルは、一度は見ておかないと損という感じです。
もちろん館内に入って、中を散策するというのもありです。
家具のショールームだけでなく、イタリアンレストランがあったり、建築系のイベントが開催されていることもあるので、十分楽しめると思いますよ。
ということで、五反田の駅近くを散歩するときはこの場所を思い出してください。

・オンリーワンで珍しいスポット「容器文化ミュージアム

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五反田にある散歩スポットは実に多彩で、定番の場所からマニアックな場所までいろいろあります。
マニアックなところでいえば、東五反田2丁目にある「容器文化ミュージアム」が筆頭でしょう。
ここは五反田の中で随一の珍スポットですが、容器や包装に興味のある人にとってはたまらない場所です。
なぜなら、ここは文字通り容器だけを専門的に取り上げている博物館だからです。
中に入ると様々な製品の容器が展示されており、実物や資料を通じて包装の歴史やしくみを学んだり、直に触って鑑賞したり、製造風景をVTRで見学することもできます。
大規模ではありませんが、内容はとても濃くて充実しており、楽しみながら賢く学び、程よく満たされた気持ちになれるのがこの場所のいいところです。
こんなスポットがあるなんて・・と、五反田に住んでいながら知らなかったという人もいるかもしれません。
「容器文化ミュージアム」はまさにそういう人に訪れてほしい、オンリーワンで珍しい散歩スポットです。

・風格ある洋館風屋敷の「インドネシア大使公邸」

五反田には閑静な高級住宅街もありますが、その一角にあるのが「インドネシア大使公邸」です。
場所は東五反田5-2-26、JR目黒駅から徒歩10分のところに、鉄筋コンクリート造りの洋館が威風堂々と立っていますが、ここも機会があったら通ってほしいスポットです。
中を見学することはできませんが、塀越しに大使公邸を見ることができ、風格ある洋館風屋敷の雰囲気を遠目にたっぷりと味わうことができます。
住宅街の一角にあるというのが味噌で、この立地条件とロケーションがナチュラルな演出効果を生み、余計に大使公邸の風格と高級感を高めているような気がします。
そういった点も含めて、お腹いっぱいになれる要素が一杯な「インドネシア大使公邸」は散歩コースに最適です。
五反田の東エリアをウォーキングするときは、ここを通ってみてください。

 

 

暇をみつけて足を運んでほしい!恵比寿のありふれた散歩スポット!

・古風な遊具たちが心を癒してくれる「恵比寿公園」

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メジャーな恵比寿ガーデンプレイスもいいですが、どうせ恵比寿に住んでいるなら、地元ならではの素朴な公園を散歩してみるのもいいでしょう。
例えば、恵比寿の駅から数分の場所にある「恵比寿公園」はとてもいいところですよ。
こちらはドラマのロケ地にも使われた場所ですが、それにふさわしく独特なムードがあって、居心地最高です。
特に目を引くのは、昔ながらのレトロな遊具たちですね。
昭和を思わせるような古いタイプのジャングルジムやSL型トンネルに、ロケット型の滑り台もありますが、こうした古風な遊具を眺めていると、本当に昭和の昔に戻ったような気持になります。
また適度な感覚で植えられた木々は目に麗しく、心をリフレッシュさせるのに有効、のんびり休憩できるようベンチも備えられています。
恵比寿の駒沢通り沿いにある「恵比寿公園」・・機会があったら立ち寄ってみてください。

・ローカルな雰囲気で心温まる「恵比寿東公園」

恵比寿の駅に近い渋谷川沿いを散歩している人には、赤いタコ型滑り台でおなじみの「恵比寿東公園」をおすすめします。
こちらもまた素朴な感じの公園ですが、癒し効果を得るのに十分な環境が整っています。
シンボルのタコ型滑り台はもちろんのこと、定番の鉄棒やブランコ、砂場、休憩用の石の腰掛、春には綺麗な花を咲かせる桜の木、などなど・・一つ一つはありふれていますが、全てがバランスよく備わっていて安心感たっぷりです。
恵比寿の中ではサイズ的に小さめですが、その分、ローカルな雰囲気が漂っていて心温まります。
所在地は恵比寿の1丁目2-16、JR恵比寿駅から徒歩で5分ほどの渋谷川沿いです。
普遍的な休憩スポットをお探しの方は、ぜひここを訪れてみてください!

・普通っぽい感じだけど不思議な安定感がある「景丘公園」

目立つ要素はなにもないけれど、いつまでも飽きがこない普遍的な散歩スポット。
そういう場所こそ重宝すべきですが、恵比寿の4丁目にある「景丘公園」はまさにそんな感じです。
こちらは恵比寿の駅より南東にある普通の公園ですが、何気に必要なものが全て揃っていて、健やかな感じが伝わってくる貴重な穴場スポットです。
十分なスペースの広場、お定まりの遊具たち、脇役に徹する木々、公衆トイレ・・際立って目玉になるようなものはありませんが、憩いに欠かせない要素に満たされていて、不思議な安定感があります。
しかもここには震災対策用応急給水施設があり、非常時の備えも完璧です。
恵比寿の4丁目で歩き疲れたら、ぜひ「景色公園」に立ち寄って休憩なさってください。
場所もアメリカ公園の隣にあって、行けばすぐに見つかりますよ!

 

仕事帰りにでも寄ってほしい目黒のマイナースポット!

・かつては国土地理院が設置されていた「東山公園

目黒の東山三丁目に「東山公園」という広大な敷地をもつ散歩スポットがありますが、ここは普通の公園にはないルーツを持っています。
それはなにかというと、この場所にかつて国土地理院があったということです。
この事実は目黒の人でも知らないかもしれませんが、そのことを示す記念碑が園内に設置されていますので、興味のある人は行ってみてください。
公園自体には特別目を引くような施設や設備はありませんが、砂場やスプリングなどの遊具、芝生広場、ジャブジャブ池など遊んだりリフレッシュできる場所があり、なかなか充実しています。
何より21,418.48平方メートルという広大な敷地面積が持ち味で、これだけ広い園の中で過ごしていると、心まで大きくなっていくような気がします。
間違いなく気分転換にもってこいの場所なので、お近くに住んでらっしゃる方は訪れてみてください。

・狭くてもフレッシュな空気が漂う「東山街かど公園」

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敷地面積は広くありませんが、東山公園と同じ目黒の東山三丁目にある「東山街かど公園」も、なかなか素敵な休憩スポットです。
開園は昭和59年の9月1日、広さはわずか319.51平方メートルですが、コンパクトな園の中にたくさんの木々や草花が植えられていて、フレッシュな空気が漂っています。
狭くてもベンチは設置されているので、ここに座って休憩しながら緑を鑑賞すれば、きっと格別なる癒しの時間が得られるに違いありません。
またギョイコウという珍しい緑の桜も植えられているので、桜マニアの方も大歓迎です。
場所は池尻大橋駅から徒歩で6分、目黒の東山三丁目20番1号になります。
東山公園と同じエリアにありますので、セットで訪問されるといいでしょう。

・山手通りの忙しい場所にある「菅刈街かど公園」

目黒の東山から二箇所も紹介したので、今度は青葉台に移りましょう。
実はこのエリアにも、小規模ながら癒される格好の休憩スポットがあります。
それは平成元年12月16日に開園した、「菅刈街かど公園」です。
ここは東山街かど公園よりさらに小さい、敷地面積がわずかに200.13平方メートルしかないミニスポットですが、さながら植物園のようにたくさんの樹木や草花が配されていて、のんびり過ごせます。
都心で緑を堪能するのは簡単ではありませんが、この場所に来ればその欲求が叶うので、ぜひ目黒の青葉台で緑に飢えている方は「菅刈街かど公園」を訪れてください。
所在地は目黒の青葉台三丁目7番13号・・山手通りに面したソプラタワーの隣にあります。
すぐそばに中央環状線も走っていて、のどかな場所とはいえませんが、それだけにオアシス感はたっぷりです。

 

力まずにふらりと立ち寄ってほしい高輪の穴場スポット!

・かつては高台にあり船の目標にもなっていた「高山稲荷神社」

サイズは小さくても歴史的な役割は大きい・・そんな貴重な散歩スポットが高輪の4丁目にあります。
それは品川駅の高輪口を出てすぐの場所にある、「高山稲荷神社」です。
背後に品川プリンスホテルが聳え立ち、今にも飲み込まれてしまいそうなほど小さな神社ですが、「高山稲荷神社」には、有名ホテルにも負けない歴史と伝統、格式があります。
その一つは、この場所がかつて高台にあり、東京湾を往来する船の目標になっていたことです。
いわば灯台のような役割を果たしていたわけですが、この自然発生的な任務のおかげで、たくさんの船舶が助けられたことは想像に難くありません。
また境内は小さくても見どころは多く、威風堂々とした社殿や美しい彫刻、鳥居、狛犬などは、必見の価値があります。
高輪の4丁目に住んでいる方、もしくは品川駅を利用されている方も、ぜひ一度、散歩がてらに「高山稲荷神社」を訪れてください。

・貴重な遺跡であり親しみやすい存在でもある「旧細川邸のシイ」

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高輪は高級住宅が多くて風格も漂っていますが、その風格作りの一助となっているものが、港区役所高輪区民センターのそばにあります。
それは、肥後熊本藩細川家の下屋敷跡にある巨木「旧細川邸のシイ」です。
東京都指定の天然記念物であり、貴重な遺跡であると同時に親しみの湧く木でもあり、その独特の形とインパクトには、見る人の心を揺さぶる力と魅力があります。
高輪の瀟洒な住宅もいいですが、自然の造形物に圧倒されたいなら、ここに来ることをおすすめします。
理由は簡単、「旧細川邸のシイ」は形状がとても個性的で一点物の感が強く、新鮮な感性を味わえると同時に空想力が鍛えられるからです。
なお、現場は公園ではないのでトイレやベンチはありませんが、巨木の来歴を説明する案内板があり、勉強しながら鑑賞を楽しむことができます。
ぜひぜひ・・高輪の1丁目を歩くときは、区役所高輪区民センターのそばにある「特別な木」のことを思い出してください!

・美術作品としても素晴らしい「日本基督教団高輪教会」

高輪の巨木もいいですが、高野山別院の隣にある「日本基督教団高輪教会」も一見の価値がありますよ。
こちらは文字通り教会ですが、建物のデザインや雰囲気がとても素晴らしく、聖書に関心のない人でも楽しめる要素を備えています。
設計は高輪教会員の岡見健彦氏が担当したそうですが、慎み深さを保ちつつ華やかに見せる技法が見事で、さすが旧帝国ホテルの建築に関わったフランク・ロイド・ライトの弟子だけあるなと、納得させられるものがあります。
建物は1882年に竣工しましたが、現在では「東京たてもの百選」の一つにも数えられています。
高輪にはキリスト教に縁のない人もいらっしゃると思いますが、ここ、日本基督教団高輪教会は美術作品としての価値が高いので、ぜひ建物見学を目的に訪れてみてください。
バッハ高野山別院の隣といいましたが、正式な番地は港区高輪3-15-5です。

 

情緒あふれる品川の中にある素朴で目立たない癒しスポット!

・高台の上にあって落ち着きと静けさが漂う「品川神社

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品川はどこもかしくもオフィスビルばかり・・心休まる場所なんか一つもない!
そう思ってる人におすすめしたいのは、品川の駅から徒歩15分のところにある「品川神社」です。
ここは都心の中にある神社ではありますが、石段を登る高台の上に境内があり、そこには品川とは思えない静けさと落ち着きが広がっていて、正真正銘、一人でのんびり安らぎの時間を過ごすことができます。
神社自体のスペックもかなり高く、上質かつ年季の入った鳥居や、大黒天の石像、富士塚などは、目を見張らずにはいられません。
おまけに本殿裏には自由民権運動でおなじみの板垣退助のお墓と石碑もあり、歴史の風を受けることもできます。
このように、品川には心休まる場所がちゃんとあります。
まずは北品川の3丁目にある「品川神社」へ、散歩がてらに訪れてみてください!

・立体的に品川の歴史が学べる「品川区立品川歴史館」

品川に何年も住んでるけど、この街のことをまだよく知らない。
きっとこういう方もいらっしゃるに違いありません。
それなら、散歩ついでに品川の大井町に足を運び、「品川区立品川歴史館」に行ってみることをおすすめします。
ここには様々な展示品や資料が紹介されていて、図書コーナーやジオラマも充実しており、品川の歴史を一挙に俯瞰して学ぶには最適の場所です!
特に素晴らしいのはジオラマと説明ビデオですが、これらを通して品川の歴史が立体的に学べることは、大変有意義なことです。
しかもご丁寧にお茶室まであって・・散歩&休憩スポットとして利用することもできます。
品川の歴史を学びながら、のんびりとした時間も過ごせる、おまけに入場料が100円と激安・・。
ここを訪問しない手はまずないでしょう。

・都会とは思えない安らぎに満ちている「荏原神社

新しいものと古いものが混在して、バランスのいいコントラストを見せている品川。
そのうち、北品川の2丁目にある「荏原神社」は、どちらかというと品川の古い顔を担うスポットといえるでしょう。
こちらは創建が709年という由緒ある神社ですが、格式の高さや荘厳さより、素朴さやノスタルジックさが目を引くのが印象的です。
必要以上に威厳を見せつけることのない、昔ながらの雰囲気をたたえる境内、年季の入った社殿や石像、神社を包み込む緑、そこから発せられる静かで綺麗な空気・・。
都会の中とは思えないほど安らぎに満ちていて、ここに佇んでいると、どこかの田舎町の神社に来たかのような気持ちになります。
境内にはカンヒザクラも植えられていますし、見頃に来ればさらに癒し効果が高まるでしょう。
品川の新馬場駅近くを散歩することがあったら、ぜひこの場所を思い出してください。

 

オフィス街で有名な五反田にある癒しスポットをご紹介!

・賑々しい五反田にあるとは思えない静かな「池田山公園」

ビジネスや飲食街が活況な五反田に、自然豊かなパワースポットがあるといえば、驚く人もいるかもしれません。
しかし、驚く必要はまったくありません。
なぜなら五反田の東エリアに「池田山公園」があり、ここがパワースポットとして注目されていることは事実だからです。
「池田山公園」は品川区立の公園ですが、岡山藩池田家下屋敷跡に池泉回遊式庭園が整備されているなど、そんじょそこらの散歩スポットは一線を画す格式の高さを見せています。
本格的な作りの庭園に加えて、樹木や草花もたくさん咲いていて景観がよく、園内を散策しながらリフレッシュすることができます。
五反田の歓楽街で遊び疲れたときは、ここに来て癒しを得るといいでしょう。
場所は東五反田5-4-35、JR目黒駅から徒歩15分の閑静な住宅街の中です。

・完全にストレスフリーでのんびり過ごせる「霧ケ谷公園」

五反田の西エリア、桐ヶ谷通りをよく散歩しているという方に、おすすめの休憩ポイントがあります。
それは西五反田5丁目にある、「霧ケ谷公園」です。
近代的な設備などはありませんが、休憩用のベンチと滑り台などの遊具、トイレや震災対策用井戸も設置されていて、散歩スポットとして利用するのに最適です。
全体的な外観は素朴な地域公園という感じですが、そこがまた魅力の一つでもあります。
というのも、散歩がてらに立ち寄るスポットとして必要なことは、訪問者がストレスを感じないことだからです。
そういう意味で、ここ「霧ケ谷公園」は完全なストレスフリーであり、のんびりと自分の時を過ごすことができます。
西エリアに限らず、五反田にお住いの方はぜひここをチェックしておいてください。

・都心とは思えない安らぎがある「五反田ふれあい水辺広場」

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五反田には目黒川も流れていますが、その一角にも格好の休憩スポットがあります。
それは東五反田2丁目にある「五反田ふれあい水辺広場」ですが、ここは癒しという点で一押しの場所です。
なぜなら、都会の中にあって川辺の景観が美しく緑も豊で、オアシスのような雰囲気が漂っているからです。
実は広場の周りはタワーマンションが立ち並んでいるのですが、人工物による圧力を感じることは一切なく、むしろここが都会であることを忘れて安らぎの時間を過ごすことができます。
一人で立ち寄るのもOKですが、カフェやランチもあるのでデートスポットにも利用できるでしょう。
また広場全体の景観が素晴らしいので、腰を下ろして休憩するだけでなく、広場を散策することをおすすめします。
あるいは、園内に設置されている「さくらてらす五反田」でイベントに参加するのもありですね!
とにかくいいスポットなので、ぜひ一度・・いや二度でも三度でも何回でも、行ってみてください。

 

 

恵比寿の人に行ってほしい!恵比寿にある恵比寿ならではの散歩スポット!

・誰もが知っている超有名な童謡「夕やけこやけ碑」

童謡の「夕焼け小焼け」といえば、知らない人はいないと思いますが、この有名な童謡の歌詞を刻んだ石碑が恵比寿にあるといえば、驚く人もいるかもしれません。
でもこれは本当のことで、実際に恵比寿の西エリアにある第二日暮里小学校を訪れてみると、確かに「夕焼け小焼け」の歌詞を刻んだ石碑があります。
じゃあどうして恵比寿の一小学校にこんなものがあるかというと・・それは「夕焼け小焼け」の作詞を担当した童謡作家の中村雨紅さんが、第二日暮里小学校の先生だったからです!
彼は元々、八王子の出身ですが、1919年に第二日暮里小学校に赴任、在職中の1919年に「夕焼け小焼け」を作詞したそうです。
そういう縁から、恵比寿に中村雨紅氏の足跡が残っているというわけです。
恵比寿の西エリアに住んでいる童謡好きの方は、ぜひ当地を訪れて石碑を見学なさってください。
そして夕焼け小焼けを口ずさみながら、童心に帰ることをおすすめします。

・案内板一つで恵比寿の歴史の深さが学べる「豊沢貝塚

恵比寿といえば、最近人気が出てきた新しい街のイメージですが、実は古代から人が住んでいたことが分かっています。
そのことを如実に示しているのが、恵比寿の二丁目にある「豊沢貝塚」ですが、ここは文化財好きの方にぜひ訪れてほしいスポットです。
といっても、貝塚跡や土器を見れるわけでもなく、狭い路地の一角に案内板が立っているだけですが、それを読むだけでも価値があります。
というのも、「豊沢貝塚」は他の渋谷区内の遺跡に比べて珍しく、縄文晩期の遺跡が出土しているのです。
他の遺跡はほとんどが縄文中期ですが、「豊沢貝塚」が発見された辺りは渋谷の中でも低地だったため、縄文晩期の遺跡が発見されたとのことです。
いずれにせよ、貴重なスポットであることには変わりありませんので、恵比寿の2丁目を散歩するときは立ち寄ってみてください。

・あまり橋という感じがしないけどそこが味噌な「アメリカ橋」

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恵比寿の南エリアといえば、恵比寿ガーデンプレイスを思い浮かべますが、その近くにある明治15年架設の橋のことも、ついでに覚えておきましょう。
その橋の名は「アメリカ橋」といい、橋でありながら下には川が流れていないという、不自然な光景が逆に魅力的な珍スポットです。
川でなければ何があるかというと、山手線などの電車が走っており、その様子が独特な風情と景観を作り上げています。
立ち止まってどうするということもありませんが、明治15年以来、多くの人を渡してきた橋の年季には筆舌に尽くしがたい味わいがあり、その歴史の重みを感じながら橋を渡ってみれば、いつもと違う雰囲気が堪能できるに違いありません。
また橋を渡った先に格好の休憩スポット、「アメリカ橋公園」もありますので、ここもセットにして散歩コースとして
利用すれば一石二鳥でしょう。
所在地は恵比寿の南エリア、渋谷区恵比寿南1-25-1、恵比寿ガーデンプレイスの近くです。