金昌宏の散歩ブログ

ファッションデザイナー金昌宏が趣味で続ける散歩にまつわる話題をつづっています

地元の人に訪れてほしい五反田の魅力的な憩いスポット

・勾配が緩やかで散歩がしやすい「禿坂」

五反田の西エリアを散歩するなら、西五反田4丁目の禿坂は絶対に外せないルートでしょう。
全長約480メートルのこの坂は最大勾配が3.5%と程よく、へとへとにならず適度に足腰を鍛えることができ、なおかつ道の両側の桜並木を楽しみながら歩くことができます。
要するに緩やかな坂道ってことですが、五反田の中でも屈指の散歩コースだと思います。
そう思える理由の一つは、坂の途中にかむろ坂公園があることです。
広い公園ではありませんが、勾配を歩き疲れたとき休憩ポイントとして利用することができます。
禿坂の場所は西五反田4丁目、東急目黒線不動前駅の近くです。
桜並木と公園以外に目立った特徴はありませんが、ぜひ散歩してみてください。
エリア外の方にもおすすめですが、できれば五反田の人に愛用してほしい坂道ですね。

・日本人のように小さくても凛とした姿が美しい「ねむの木の庭

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五反田といえば活気のあるビジネス街や賑やかな飲食街を想像しますが、忙しさを寄せ付けない静かな場所もあります。
五反田の東エリアにある「ねむの木の庭」は、その象徴といっていいかもしれません。
こちらは五反田の駅から徒歩7分ほどのところにある小さな公園ですが、園内に樹木や草花がいくつも植えられていて、いつも綺麗でのどかな景観を作り出しています。
美智子皇后様の実家の跡地を利用して作られたことでも有名ですが、それだけに由緒正しい場所であり、園全体に上品さと洗練された雰囲気が漂っています。
五反田の散歩スポットの中では、おそらく最も気品に満ち溢れているのではないでしょうか。
ねむの木の庭」の中で一番印象的なのは、やはり庭の真ん中に飢えられているねむの木です。
極太サイズじゃないのでインパクトはありませんが、、皇后様のように美しく凛としていて・・見て励まされるものがあります。
五反田にいながらまだこの木を見たことがないという人は、ぜひ散歩がてらここを訪れてください。

・東京都指定有形文化財でもある「旧島津公爵邸」

五反田の由緒正しい場所なら、島津山の住宅街にある「旧島津公爵邸」も負けていません。
こちらは大正時代に建てられた洋館で、文字通り島津家当主が住んでいた邸宅跡ですが、東京都の有形文化財にも指定されているほど立派で貴重な建物です。
見学するには予約が必要ですが、素敵ないいところなので、機会があったら訪れてみてください。
場所は五反田の駅から北東方向へ10分ほど勾配を上ったところ・・島津山の住宅街の中にある清泉女子大学構内です。
見どころとしては、建物の優雅な外観と大正時代そのままの内観と装飾、和洋入り混じる庭園などです。
庭を散歩するだけでもお腹一杯になりますが、できればガイド付きで館内を見学してほしいですね。
そうすれば・・大正時代の五反田へタイムスリップできるかもしれません!
なお館内の暖炉の彫刻や階段の手すりなどは、復元ではなく当時のまま残されているそうです。