金昌宏の散歩ブログ

ファッションデザイナー金昌宏が趣味で続ける散歩にまつわる話題をつづっています

中目黒~目黒川”大鳥神社”

中目黒~目黒区民センター~

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中目黒に営業担当と一緒に打合せで訪れました。お得意先は鎗ヶ崎にあるメーカーで、若いターゲットのメンズ&レディースのブランドを幾つかやっています。メンズブラ ンドに企画を提案していて、採用されれば中国の協力工場で生産予定です。最近は同じ年代でも、ライフスタイルによって聞く音楽も洋服も遊ぶ場所も読む雑誌も違い、細分化されています。こちらのメンズブランドは、EXILE系の少し水っぽいテイストなので、スタイルは細めに・光沢のある生地を使用・刺繍やプリントで派手目なアクセント をデザインに取り入れています。打合せは上手く行って、営業担当とは中目黒駅で解散しました。天気が少し良くなったので目黒川沿いに歩くことにしました。アトラスタ ワーを回りこんで駒沢通りを超えて川沿いの道に入ります。毎年桜の時期には、池尻から中目黒までを歩きますが、花が散った後の青葉の季節も中々気持ちいい道です。駒 沢通りから目黒通りまでの通りは、ウォーキングや散歩・ジョギングの穴場として地元の人達に親しまれています。暫く行くと東京共済病院・中目黒公園前を通り過ぎ、その先は自衛隊施設、高い煙突が目立つ目黒清掃工場があります。大きめな橋を対岸に渡った辺りから目黒通りまでの一角が、目黒区民センターの施設で、消費者センター・ 中小企業センター・ホール・勤労福祉会館・公園・プール・美術館・図書館等があります。秋のさんま祭には、地方からも沢山の人達が集まる会場にもなります。

目黒”大鳥神社

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目黒区民センターの施設を一周りして目黒通りにぶつかると、この辺りは目黒駅まで続く権之助坂商店街で飲食店が沢山あります。ここを右折して山手通りにぶつかった交 差点に目黒”大鳥神社”があります。”大鳥神社”は創建が古く、言い伝えによると景行天皇の時代に当地に国常立尊を祀った社があり、日本武尊が東夷平定の折に当社に 立ち寄って祈願した。その後日本武尊の霊が白鳥として当地に舞い降り「鳥明神」として祀られ、大同元年(806年)に社殿が完成したという。室町時代の長禄の江戸図に、 9つの神社しか無かった時代の一社として描かれていいます。目黒区では最古の神社で、御祭神は日本武尊国常立尊弟橘媛命です。11月の酉とりの日に行われる「酉とりの市」は、日本武尊やまとたけるのみことを祭神とする鳥明神の特殊神事で、商売繁盛にご利益があると言われ、現在でも縁起熊手の露店が並んで大変な賑わいを見せてい ます。鳥居を潜り、掃き清められた境内に入って、鳳凰の社紋が彫られた手水舎でしっかり清めてから参拝へ。社殿は昭和37年に建立された立派なもので、社紋の鳳凰が数多く飾り付けられています。商売繁盛を願って多めに賽銭を投入しました。帰ってパソコンを立ち上げると、昔のお客さんからメールで仕事の依頼がありました。ご利益、ご利益。

[目的地]”大鳥神社”目黒

[URL]http://www.ootorijinja.or.jp/

[住所]東京都目黒区下目黒3-1-2