金昌宏の散歩ブログ

ファッションデザイナー金昌宏が趣味で続ける散歩にまつわる話題をつづっています

恵比寿の人に行ってほしい!恵比寿にある恵比寿ならではの散歩スポット!

・誰もが知っている超有名な童謡「夕やけこやけ碑」

童謡の「夕焼け小焼け」といえば、知らない人はいないと思いますが、この有名な童謡の歌詞を刻んだ石碑が恵比寿にあるといえば、驚く人もいるかもしれません。
でもこれは本当のことで、実際に恵比寿の西エリアにある第二日暮里小学校を訪れてみると、確かに「夕焼け小焼け」の歌詞を刻んだ石碑があります。
じゃあどうして恵比寿の一小学校にこんなものがあるかというと・・それは「夕焼け小焼け」の作詞を担当した童謡作家の中村雨紅さんが、第二日暮里小学校の先生だったからです!
彼は元々、八王子の出身ですが、1919年に第二日暮里小学校に赴任、在職中の1919年に「夕焼け小焼け」を作詞したそうです。
そういう縁から、恵比寿に中村雨紅氏の足跡が残っているというわけです。
恵比寿の西エリアに住んでいる童謡好きの方は、ぜひ当地を訪れて石碑を見学なさってください。
そして夕焼け小焼けを口ずさみながら、童心に帰ることをおすすめします。

・案内板一つで恵比寿の歴史の深さが学べる「豊沢貝塚

恵比寿といえば、最近人気が出てきた新しい街のイメージですが、実は古代から人が住んでいたことが分かっています。
そのことを如実に示しているのが、恵比寿の二丁目にある「豊沢貝塚」ですが、ここは文化財好きの方にぜひ訪れてほしいスポットです。
といっても、貝塚跡や土器を見れるわけでもなく、狭い路地の一角に案内板が立っているだけですが、それを読むだけでも価値があります。
というのも、「豊沢貝塚」は他の渋谷区内の遺跡に比べて珍しく、縄文晩期の遺跡が出土しているのです。
他の遺跡はほとんどが縄文中期ですが、「豊沢貝塚」が発見された辺りは渋谷の中でも低地だったため、縄文晩期の遺跡が発見されたとのことです。
いずれにせよ、貴重なスポットであることには変わりありませんので、恵比寿の2丁目を散歩するときは立ち寄ってみてください。

・あまり橋という感じがしないけどそこが味噌な「アメリカ橋」

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恵比寿の南エリアといえば、恵比寿ガーデンプレイスを思い浮かべますが、その近くにある明治15年架設の橋のことも、ついでに覚えておきましょう。
その橋の名は「アメリカ橋」といい、橋でありながら下には川が流れていないという、不自然な光景が逆に魅力的な珍スポットです。
川でなければ何があるかというと、山手線などの電車が走っており、その様子が独特な風情と景観を作り上げています。
立ち止まってどうするということもありませんが、明治15年以来、多くの人を渡してきた橋の年季には筆舌に尽くしがたい味わいがあり、その歴史の重みを感じながら橋を渡ってみれば、いつもと違う雰囲気が堪能できるに違いありません。
また橋を渡った先に格好の休憩スポット、「アメリカ橋公園」もありますので、ここもセットにして散歩コースとして
利用すれば一石二鳥でしょう。
所在地は恵比寿の南エリア、渋谷区恵比寿南1-25-1、恵比寿ガーデンプレイスの近くです。