高輪にある目立たないけど魅力的な穴場スポットをご紹介！

・高輪に海岸線があったことを示す「高輪海岸の石垣石」

その昔、高輪に海岸があったといえば、驚く人も多いかもしれません。
なぜなら今の高輪には、どこにも海岸などないからです。
しかし高輪の2丁目交差点を訪れるなら、ここにかつて高輪海岸があったことを知るでしょう。
ここにあるのは「高輪海岸の石垣石」ですが、この遺構こそまさに、高輪に海岸線があったことを物語る証拠なのです。
平成7年にこの辺りで発掘が行われ、その際に出土したものだそうです。
石垣の一部しか残されていないので実感が湧きにくいかもしれませんが、貴重な遺構に違いないので、ぜひ散歩がてらにでも寄ってみてください。
「高輪海岸の石垣石」の場所は港区高輪2-13、交差点が目印になります。
規模的には申し訳程度ですが、ちゃんと説明版も立てられており、マニアだけでなく一般の方も必見です。

・広くはないけど癒しの要素は満載な「松ヶ丘児童遊園」

遺構ではありませんが・・高輪の一丁目にも貴重な憩いスポットがあります。
それは住宅街の中にある小さな小さな、「松ヶ丘児童遊園」です。
広さはなんと82.8平方メートルとミニマムで、まるで個人宅の庭のような趣ですが、レンガに囲まれた花壇があったり、滑り台やスプリング遊具があるなど、内容は充実しています。
高輪の中でも特に小さいクラスの公園だと思われますが、魅力はたっぷりなので、高輪の一丁目を散歩するときはぜひここを休憩所にしてください。
園内にはベンチもありますので、それに座って綺麗な花壇を鑑賞されるといいでしょう。
そうすれば心が癒されること間違いなしで、リフレッシュして家路をたどることができます。
「松ヶ丘児童遊園」の所在地は港区高輪の一丁目11番1号、交差点の角にあるのですぐ見つけられるでしょう。

・目立たないことが逆にオアシス感を醸し出す「車町児童遊園」

こちらもほぼ無名に近いスポットですが、高輪の二丁目にある「車町児童遊園」もなかなかいいところです。
都営浅草線「泉岳寺駅」の近くにある447.33㎡の公園ですが、駅と大通りがすぐ近くという環境の中にある公園なので、オアシス感が満載です。
園内の設備もそれなりに充実しており、ブランコや滑り台などの遊具、休憩用のベンチ、時計台、ゴミ箱などがあって、ぜひここで休憩してください！という感じです。
大通りから一歩中に入ったところにあるので、目立たない分、穴場ともいえるでしょう。
付近は住宅街という感じではありませんが、住んでる方もおられると思います。
この辺りを散歩される際は、ぜひ「車町児童遊園」をご利用ください。
ちなみに開園は1958年（昭和33年）なので、なかなかの古株でございます。