金昌宏の散歩ブログ

ファッションデザイナー金昌宏が趣味で続ける散歩にまつわる話題をつづっています

五反田~氷川神社~不動前”

五反田~目黒川

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五反田で打合せがありました。今回は岡山の児島地区にあるジーンズ工場から担当者が上京して、来春のデニム商品についての会議です。岡山の児島地区は世界でも有名な、 ジーンズの生産地です。今のMen'sジーンズの原型になっているのは、アメリカのメーカーLevi'sの501という商品です。日本のジーンズメーカーは、40年以上前からこの501 型を模範するため素材開発や縫製してきました。児島地区は昔から藍染めの産地として有名で、そこからデニムを作り始めたのが現在に至っています。上京したジーンズ工場 の社長とは30年程の付き合いで、五反田のメーカーさんがデニム商品を作りたいというリクエストに合わせてセッティンしたのです。型紙を作るパターンナーが不動前に住ん でいるので歩いて向かうことにしました。五反田駅から桜田通りを抜けて目黒川沿いを行くと、首都高速2号線の高架下にぶつかります。左折して山手通りを超えてしばらく 歩きます。

西五反田 氷川神社~不動前

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西五反田の裏通りを不動前駅に向い入って行くと、「安楽寺」がありました。天台宗寺院の「安楽寺」は松園山宝林院と号し、竪者法印良珊が1573年開山したと伝えられます 。ご本尊は阿弥陀如来で、道路向かいの安楽寺五雲閣は葬儀をおこなっているそうです。隣り合わせで”西五反田 氷川神社”があります。「氷川神社」参道入口の鳥居は白 い石で出来ていて、最近行った2社と同じ雰囲気です。長い参道の左手には児童公園があり、正面に右手に上っていく形の石段、その先に手水舎と社殿が見えてきます。現在 の社殿は昭和十三年に竣工、権現造りの銅板葺社殿で中々立派な造りです。御祭神は素盞嗚尊、相殿神は誉田別尊・建御名方命・面足命・惶根命です。手口を清めて参拝して 境内を散策すると、社殿の右手にかなり古い由緒を持つ「忍田稲荷大明神」が鎮座しています。幕末には本殿の右側の崖に、村民が僅かに湧き出ていた泉を大きく開いて作っ た「氷川の滝」と呼ばれる滝があったと言いますが、現在は若干の湧水が流れていて、氷川の滝の面影を残しています。旧桐ヶ谷村の鎮守社であるこの神社は、都立大学駅近 くの「氷川神社」と似ている気持ち良い場所でした。住宅街の細い道を歩いて行くと、ポツポツと飲食店やスーパー等のお店が現れ始め、東京急行電鉄目黒線不動前駅に到着しました。

[目的地]西五反田 氷川神社

[URL]http://www.hikawa-maturi.com/

[住所]品川区西五反田5-6-3