金昌宏の散歩ブログ

ファッションデザイナー金昌宏が趣味で続ける散歩にまつわる話題をつづっています

”五反田 雉子神社”

五反田、早朝散歩

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殆ど徹夜で仕事になり、出来上がった資料をメールし終わった頃には、表は明るくなっていました。一晩中パソコンのディスプレイを見ていたので、ブルーライトのせいか目がチカチカします。休む前に愛犬をつれて散歩に出ることにしました。ウチのマンションは高輪の裏通りなので、人の姿は見えません。大通りに出ても、車の通りは少ない。裏通りを通りながら取り敢えず五反田駅に向かいました。普段はサラリーマンで溢れている街も、まだ、寝ぼけている感じです。愛犬はいつもの散歩コースと違うのでマーキングが出来ず戸惑っている様子。remy五反田の前を通りロータリー前の歓楽街に入って見ると、朝まで飲んで夜気分の人たちとすれ違います。五反田を早朝散歩すると面白いのはこんな時です。サラリーマン・学生・セレブ・水商売など色々な人種が、それぞれの時間で生活するのがこの五反田という街の特長で、同じ地域でも時間によって顔ぶれが変わります。

五反田のビル1Fにある神社

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久しぶりに地元五反田の早朝の雰囲気を楽しみながら、桜田通りに抜けました。ここを高輪口に向かって歩きます。今朝の目的地はこの桜田通り沿いにある”雉子神社”です。”雉子神社”は不思議な神社で、鳥居から参道の階段を登って行くと本殿がビルの1Fにあります。「雉子丿宮」の名で親しまれている1400年代後半創建の古い神社で、かつて上・下大崎村、ややま谷山村の鎮守。3代将軍徳川家光が鷹狩りをしていたとき、1羽の白いキジがこの神社に逃げ込んで見えなくなったことから、家光が神社の名を「雉子丿宮」とつけたらしい。祭りの際にはかなりの盛り上がりを見せます。狛犬は珍しく両方とも子供がいます。手を洗って、拝殿で参拝しました。御祭神は日本武尊天手力雄命・大山祗命で、社殿の隣には、雉子神社唯一の境内社「三柱神社」があります。昔、どこかの宮司さんから聞いたのですが、お社に神様がいるんじゃなくて、通信所みたいなものだと言ってました。暫くいると、気持ちがスッキリしたので、清泉女子大学の方からグルっと回って自宅に戻りました。
[目的地]”五反田 雉子神社”

[URL]http://www.tokyo-jinjacho.or.jp/syoukai/09_shinagawa/9011.html

[住所]品川区東五反田1-2-33